関東周遊の旅 (part9)



 14時28分、定刻どおり、横浜(よこはま)駅に到着しました。

この時間になると、案内で、人身事故で運転を見合わせていた、東海道線の運転再開が流れました。
 そのまま横須賀線の線路を走っているため、快調に飛ばし、14時43分、大船(おおふな)駅に到着しました。

人身事故が起きた場所です。 人でごった返しておらず、ホームは静かでした。
 ここから東海道線の線路に入り、速度が急に落ちました。
ダイヤが乱れているため、個々から先は遅れる・・・という案内が流れました。

そして、定刻より約3分くらい遅れて、次の停車駅である、藤沢(ふじさわ)駅に到着しました。

隣のホームは小田急のホームです。
 そして、遅れはドンドンと広がり、平塚(ひらつか)駅に到着しました。

ここで、わたくしの乗っていた、平屋階のグリーン車は、誰もいなくなりました。
 このあたりまで来ると、車窓には、チラチラと海が見え始めてきました。
 定刻より、10分以上遅れて、最後の停車駅である、国府津(こうづ)駅に到着しました。


 そして、遅れを引きずったまま、15時20分頃、終点の小田原(おだわら)駅に到着しました。

大宮から約2時間くらいの乗車時間でした。
 ここから先へ進むため、熱海行きの普通に乗り換えです。

人身事故の影響で、ダイヤが混乱してるため、約5分くらいで、列車がきました。
待ち時間が短縮されました。
 先ほどと同じくグリーン車に乗り込みます。
首都圏のグリーン車は、通常は、乗り換えても通しの料金でグリーン車に乗れるようになっています。
 小田原を発車すると、すぐに海が見えてきました。
 このあたりからは、海と山が間近に見られ、景色もとても良いです。
 そして、海が目の前まで・・・というところまで走行します。
 根府川(ねぶかわ)駅に到着しました。

海が見える駅の一つです。
 ふと、山のほうを見ると、雪で白くなっていました。

 海を眺めながら、小田原〜熱海間の約25分ほど、車窓を楽しみました。
 そして、16時前に終点の熱海(あたみ)駅に到着しました。

ここから先は、何とか予定通りになりました。
 次に乗るのは、伊東線の16時05分発の伊豆急下田行きの普通です。

車両は、「リゾート21」と呼ばれる車両です。
 見るからに観光列車のようなつくりです。
早速、車内へと入っていきます。


 乗降口のデッキには、明かりとりのような窓が天井にありました。
 そして、こちらは、前面展望が出来る席です。
やはり、座りたかったのですが、すでに先客がいて座れませんでした。

前面展望が思いのままです。
 そして、こちらが普通車のほうです。
座席のつくりからして、すでに観光列車です。
 この「リゾート21」を狙う乗客が多いのか、ほぼ満員になってしまったため、こちらの補助席のような座席に座りました。
 16時05分、定刻に発車しました。

みぞれまじりの雨が降ってきて、あたりも段々と暗くなっていきました。
 そして、16時13分、伊豆多賀(いずたが)駅に到着しました。

ここで、大量の高校生が乗り込んできました。
観光列車の車両で通学できるのも羨ましいです。
 海が見えたり、山の中に入ったりと、景色の変化にも富んでいます。
 16時23分、宇佐美(うさみ)駅に到着しました。

長かった大移動も、あと一駅で終わりです。
 再び、車窓には、海が迫ってきました。


 そして、南国を思わせるような木々もたくさんならんでいます。
 16時27分、伊東(いとう)駅に到着しました。

人身事故の影響も受けましたが、計画どおり無事に、大宮からの大移動が終わりました。




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